2021-04-06 第204回国会 参議院 環境委員会 第4号
合わせて四基、二百七十万キロワット、大量のCO2とともに硫黄酸化物、窒素酸化物、ばいじんなど、大気汚染物質を出します。 資料一は、新たに石炭火力発電所が建設される場所を上空から撮った写真です。 神戸市灘区の住宅密集地に、文字どおり隣接して造られることになります。この赤線で囲んだ製鉄所の敷地と住宅地との距離は百メートルです。黄色線で囲んだ発電所予定地との距離でも四百メートルしかありません。
合わせて四基、二百七十万キロワット、大量のCO2とともに硫黄酸化物、窒素酸化物、ばいじんなど、大気汚染物質を出します。 資料一は、新たに石炭火力発電所が建設される場所を上空から撮った写真です。 神戸市灘区の住宅密集地に、文字どおり隣接して造られることになります。この赤線で囲んだ製鉄所の敷地と住宅地との距離は百メートルです。黄色線で囲んだ発電所予定地との距離でも四百メートルしかありません。
これ、健康というテーマでありますが、冒頭も少し触りましたが、途上国でSOx、NOx、いわゆる硫黄酸化物とか窒素酸化物ですね、これらの排出が多い石炭、石油のみならず、これ、牛ふんとかまきとか、原始的な燃料がいまだに大量に実は使われています。それで、呼吸器系の疾患による犠牲者が、実は毎年五百から六百万人というふうに言われております。
委員から、船舶の燃料油におけるSOx、すなわち硫黄酸化物に関する規制についての御質問をいただきました。 委員御指摘のとおり、二〇〇八年の海洋汚染防止条約の改正によりまして、来年一月から全世界的に船舶用燃料油中の硫黄分濃度を三・五%以下から〇・五%以下へと規制強化するSOx規制が開始されるということでございます。
LNG燃料には硫黄分が含まれておりませんので、SOx、硫黄酸化物や、PM、粒子状物質がほとんど排出されないということでございまして、SOx規制に適合するための有効な対策の一つとなります。また同時に、LNG燃料は、化石燃料の中でCO2排出原単位が最も少ない環境に優しい燃料であるとも言われております。
この表は、左に環境汚染、硫黄酸化物、右に、右というか下の軸ですね、下側に経済発展、製造品出荷額を連動させたものでありますが、一時期環境汚染が進行するんですけれども、それから先は経済の成長とともに環境汚染がなくなっていくといいましょうか、改善していくという数字を表しております。 十ページでございます。
二〇二〇年から始まる船舶で使用される燃料油中の硫黄分濃度規制は、船舶からの排出ガス中の硫黄酸化物、SOxでございますが、それによります健康や環境への影響の低減を全世界的に行うものでございます。この規制によりまして、排出ガス中にSOxをほとんど含まず、CO2排出量も少ないLNG燃料船が注目されておりまして、今後、新造船を中心にLNG燃料船が普及することが予想されます。
船舶で使用される燃料油中の硫黄分濃度規制は、船舶からの排出ガスの中の硫黄酸化物、いわゆるSOxでございますが、それによります健康や環境への悪影響の低減を全世界的に行うものでございまして、我が国も環境先進国として適切に対応していく必要があると考えております。
これは、当然ながら、ガソリンとかディーゼルとか、走行中に二酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物がどんどん出ている。一方で、電気自動車は確かに電気でつなぎますけれども、その電気のもとは火力発電しているわけですから、もとをただしていけば二酸化炭素を出しているということだと思います。
先ほどからいろいろ言っている中で、PMというのは、物が小さいものですからそういう言い方になっていますけれども、物が燃焼したときに、硫黄酸化物、窒素酸化物、揮発性有機化合物等の大気汚染物質が紫外線等によって化学反応で粒子化したもので、紫外線とぶつかってですね。
○政府参考人(蒲生篤実君) 船舶で使用されます燃料油中の硫黄分濃度規制は、船舶からの排出ガスの硫黄酸化物、いわゆるSOxでございますが、それによります健康や環境への悪影響の低減を全世界的に行うものでございまして、我が国も環境先進国として適切に対応していく必要があると考えております。
今、済みません、手元に具体的な排出量の数字がないんですが、これは、全国で硫黄酸化物、窒素酸化物、例えば燃料をどのぐらい使用したかというようなデータであったり、あるいは実際にモニターをしている数字などを使いまして、それを推計することによって、全国量、推定排出量というのを計算する計算方法がございます。
○福田(昭)委員 それでは、部長さん、その当時、八対二としたときの汚染物質の発生量は、例えば硫黄酸化物だとか窒素酸化物など、どれぐらいの量が当時発生していたんですか、八対二を決めたときに。
汚染負荷量賦課金につきましては、制度創設時の検討において、健康被害への寄与度の大きい硫黄酸化物及び窒素酸化物のうち、技術的に排出量の把握が個々に可能であった硫黄酸化物に着目して徴収することとしております。
次に、IMO、国際海事機関による船舶に対する硫黄酸化物の排出規制についてお尋ねしたいと思います。 国土交通大臣に対してお尋ねをします。 このSOx対策、つまり、内航船、日本の領海内、こういったところで硫黄酸化物の排出をぐっと、規制の強化をしなければならない、こういうことでございます。それに対して、内航海運業界、大変悲鳴を上げている状態であろうかと思います。
委員御指摘のとおり、LNG燃料というのは、従来の船舶燃料でございます重油と比べまして、二酸化炭素、CO2だけでなく、窒素酸化物、NOxや、硫黄酸化物、SOxも大幅に削減可能な環境に優しい燃料でございまして、今後、世界的に強化されます環境規制への有力な選択肢の一つでございます。
我が国におきましては、その国内担保法である海洋汚染防止法によりまして、窒素酸化物、硫黄酸化物などの排出ガスや、油、有害液体物質、廃棄物などの船舶からの排出に関する規制を実施しております。
ここに書いてありますとおり、二〇二〇年から、IMOという国際海事機関の硫黄酸化物の規制で、硫黄酸化物の排出を現在の七分の一に削減するということなんですが、それを背景にしまして、船舶においても、排気ガスがクリーンであるという、こういうLNGに燃料をかえていこうという動きがございます。
国際海事機関は、二〇二〇年より、一般海域における硫黄酸化物の排出規制を強化するとしております。我が国としても、これに対応するため、先進船舶の導入が急がれますが、当面は、燃料にLNGを使用することが考えられます。 それに伴う燃料供給インフラの整備についてどのように考えているのでしょうか、お聞きいたします。
国際的な船舶の排ガス規制としまして、硫黄酸化物の排出規制強化が二〇二〇年、もうすぐでありますけれども、二〇二〇年より開始をされますが、この規制強化に対応をしようとすると、旅客船やフェリー業者の方には多額の負担が発生することになり、ひいては、そのコストが運賃の上昇にもつながる可能性があるかと思います。
二〇〇八年に国際海事機関、IMOで採択されましたこの硫黄酸化物の規制、すなわち船舶の燃料油の中の硫黄分濃度を現状の三・五%以下から〇・五%以下とする、こういう規制の強化についてでございますが、昨年十月に開催されました同じ国際海事機関、IMOの委員会で、二〇二〇年からの規制の開始が確定されたところであります。
今後、硫黄酸化物規制強化が二〇二〇年より開始をされます。世界的に船舶燃料が重油からLNGへ転換されることが見込まれております。 そこで、船舶へのLNGの燃料供給拠点、すなわちLNGバンカリング拠点の整備を積極的に取り組み、投資をすることが世界の中で我が国港湾の位置付けを確たるものとすると思います。
大臣御案内のとおり、二〇一六年の十月に国際海事機関、IMOと言いますけれども、ここで、硫黄酸化物、SOx及び粒子状物質、PM、これの削除のための国際規制が強化をされることが決定いたしました。 具体的に申し上げますと、燃料油に含まれます硫黄分の濃度を、二〇二〇年度から、一般海域におきましては、これまで三・五%でよかったものが〇・五%に強化をされるということでございます。
SOx、硫黄酸化物の規制強化につきましては、船舶の燃料油の中に含まれる硫黄分の濃度を現状の三・五%以下から〇・五%以下にするものでありまして、この規制は、昨年十月、IMOにおける海洋環境保護委員会において二〇二〇年から開始するということが決定されました。 燃料油中の硫黄分の濃度を下げることによって、SOxやそれから粒子状物質、PMの排出を減らすことができます。
○大臣政務官(高橋ひなこ君) 現在、実際に区域を指定して総量規制を実施しているのは大気汚染防止法に基づく硫黄酸化物及び窒素酸化物の総量規制というふうになっているんですが、実際に水銀の大気排出については、水俣条約の大気排出規制の趣旨は、利用可能な最良の技術を適用して大気排出量をできる限り削減するというものであって、地域ごとの排出削減目標が達成されるよう規制する総量規制にはなじまないというふうに考えております
○水野賢一君 いや、別に総量規制というのは濃度規制と相対する概念じゃなくて、補完的なものであって、そういう窒素酸化物だとか硫黄酸化物だって総量規制やっているわけですよね。だから、何もとっぴなこと言っているんじゃなくて、現実にほかでもやっているんですね。そういうようなものも、濃度規制も濃度規制であるわけですよ。
○政府参考人(三好信俊君) 大気排出規制に関しての総量規制ということでございますが、これまでの例といたしましては、固定発生源からの有害物質の排出に関しましては、例えば大気汚染防止法に基づきます硫黄酸化物及び窒素酸化物の総量規制、それから、制度といたしましては、ダイオキシン類対策特別措置に基づきます大気中に排出されるダイオキシン類の総量規制がございます。
この場合、硫黄酸化物などのように総量規制にはなっていないわけです。水銀は、御承知のように、なくなることなく環境中に蓄積していく物質ですので、総量規制すべきじゃないかというふうに考えるんですけれども、この点ではどうでしょうか。
それから、硫黄酸化物ですとか窒素酸化物、これは従来から公害の対応ということで対応を取ってまいりましたこういうガス状のもの、それから揮発性の有機化合物、VOCと言っているようなものがございます。これはいずれもガス状のものでございますが、こういうものが空中で化学反応を起こしまして粒子を形成すると、こういうものでございまして、非常に多様な発生源がございます。
世界トップクラスのクリーンさで、酸性雨の原因となる硫黄酸化物は九九%以上、ぜんそく発症の原因となる窒素酸化物は九〇%以上、ばいじんはほぼ一〇〇%除去されております。これらの排出率は、これも資料四で用意しましたけれども、これにあるとおり、欧州各国など主要先進国の火力発電所と比べても圧倒的に低い数値で、日本の石炭火力の環境性能は世界最高であります。
世界最高水準の高効率発電である超超臨界圧火力発電、USCというものでございまして、硫黄酸化物のSOxや窒素酸化物のNOx等を極小に抑えて環境負荷を低減、また、エネルギー効率も四二%と高く、低炭素化も図られている。まさに世界最高水準である火力発電でございます。